リノケロスフタマタクワガタ飼育日誌

 

 

 

種親 スマトラ州・パダン産

2002.9      WD♂63ミリ+WD♀40ミリ

 

F1

 69ミリ2004.1.13羽化+♀43ミリ2003.12.2羽化

 

 

 

 

2004.4.10

ペアリング

 ♂は気が荒いので注意しながら♀を入れる。

 意外とスムーズに交尾を確認!!

 念の為、1週間ほど同居させる事に!

 相性がいいのか何時も仲良く寄り添うで大丈夫でしょう。

 

 

 

2004.4.17

産卵セットに投入

 例の繁殖ショートセットに♀を投入した。

 次の日、材をかじったのを確認できた。

 飼育温度は23

 

2004.9.6

セットから5ヶ月近く経つのだが、♀は材に潜っているので

変だなと思いセットを暴く。

マットに幼虫が出た形跡はないので、材にいると思い割るがいない。

???

♀の潜っている材を割ったところ、その先に終齢幼虫の頭が・・・

どうやら捕食されたようで、幼虫は0

そんな馬鹿な!この前のセットはこんな事なかったのに!

交配が早かったかな〜?温度かな?

何れにせよ蛹を1つ捕食して、生む気満々のようなので再セット

して様子を見たところ、早くも材をかじる。

まだ、期待できそうである。

 

 

 

 

2005.1.16

昨年1228日に、♀が落ちているのを確認しました。

セットから2ヶ月経っているが、しばらく置いておく。

2005.1.25

材を少し割ってみるが、幼虫は発見できない。

産卵した後はあるのだが・・・?

やはり割るのが早すぎたのか卵を1つ発見!!

1ヶ月ほど待つことにして材をセットに戻しました。

何が原因かわかりませんが、今回のようにだらだら産む♀が

時々います。この場合幼虫数の獲得は難しいです。

 

 

 

 

 

2005.2.19

1ヶ月待っての幼虫割出し。材とマット間を徘徊する幼虫が

居ました。

既に2齢!先日発見した卵の幼虫ではないようです。

 

 

 

 

 

結局、22頭・初齢1頭の3頭のみでした。

別のセットで20頭以上採れていたので、

このセットはズボラすぎた?

そう言えば、当初ワイルド個体からの繁殖の時も7頭しか

採れなかった事があったな〜。個体の値段もいいお値段でした。

 

この結果では参考になりませんね!すみません。

 

 

 

2005.5.1

最初のマット交換! 全て終令になっていました。

少し余裕を持たせる為、大き目の容器に投入し、次の交換まで

様子を見ます。この頃から次の交換までで頭幅が決まってしまう

ように思えます。必ずしもとは言えませんが少しでも有利な条件を選びました。

この前セットした同腹の兄弟の子供たちは、只今羽化ラッシュですが、割出し時期が遅かった為か納得いくサイズではありません。

♀はそこそこなんですが、♂が60ミリに届かないみたいです。

残念です。この3頭は・・・

先日、WDのペアを入手しました。

同産地で大顎が太く湾曲しないタイプで、現在飼育中と同系統の

個体です。♂85・♀38で現在、♀は持腹で産卵セットに投入中で

す。

価格は、以前より1/3の価格でサイズUPなんです。嬉しいやら悲しいやら?

♂はクロスブリードに使用予定です。

 

 

2005.10.10

オーッと!

夏の間マット交換さえ出来なかったので、久々に様子を見てみると

2頭が既に蛹化していました。

1回交換にしては、まあまあのサイズで羽化も近いです。

もう1頭はMat交換しましたが、これも蛹化間近です。

もう一回マット交換していれば、70後半になっていたかも?

 

WILDの♀は、持腹で5頭採れました。また、WILD85とのクロスブリードで交配させた♀は産卵セット中ですが、産卵状況は良くないです。23頭でいいから幼虫回収出来れば良いんだけどなぁ!

WILD85は夏の間に落ちてしまいました。

 

 

 

2005.10.16

羽化不全でした。このクワガタは、容器のフタとマットの間で

蛹化してしまう事が多々あります。

今回の羽化不全は少し酷いようで、羽が伸びきっていません。

恐らく羽化時に起上がれず、羽化が進行してしまったと思われます。

残念ですが、この状況から見て生存は難しいと思われます。

 

3日後に残念ながら死んでしまいました。

 

 

2005.11.14

WD85とクロスペアリングの♀は無精卵となり失敗してしまいました。

中々、思い通りにいきませんね。

また、良い種が見つかったら入手しようと思います。

 

よって、前回まで追ってきた残りの個体と新たにWild♀から

採れた幼虫5頭の飼育を追っていきたいと思います。

尚、WF1幼虫は既に終令で10月に1回目の交換済みとなっています。2回目の予定は121月になると思います。

 

 

 

2005.12.2

もう一頭、羽化からしばらく経つので掘り出してみました。

なんと、こいつも羽化不全で見事に羽パカです。

これでは、繁殖にも使えない!

飼育温度は高くないのに、立続けに何故でしょう?

Mat水分が多すぎた?血統が・・・(駄目元で使ってみるしかない)

残りの1頭も蛹化しているので、さらに温度の低い所へ移動。

羽化不全少ない種だと思っていたのに・・・

 

 

2005.12.5

WF1幼虫は、32♀で1♀は蛹室を作り始めました。もう一方の♀は確認出来ません。

♂は2頭がMat表面で徘徊していたので、マット交換を試みる。

前回、Mat水分が少なかったと見え、サラサラでした。

その為か2頭が21gに対し、1頭が16gと小さめ。

Matの水分が少ない上、Mat表面で徘徊と暖房による乾燥の影響も受け、16gの幼虫は頭幅があるのに少し貧疎な体です。

Mat水分を前回より多目にして、交換しました。

太ってくれるのを祈るばかりです。

 

 

 

2006.1.16

またしても!!

今回は蛹室がMat表面に直結しているのに気が付かず、少しMat水分を飛ばした為、蛹表皮が乾燥してしまったのでしょう。

頭部は起きていて足が動いているのに、蛹表皮に覆われたままでした。

もしかしたらと、ティシュで蛹室を作り表皮をピンセットで剥くことを試みましたが駄目のようです。

腹部付近に一部黒化して固くなっており、表皮の剥けない所がありました。

また、蛹の状態から羽化してもいい頃なのに中々羽化しないので

おかしいなと感じていましたが、羽化が促されても表皮が裂けず羽化出来なかったのではと考えられます。

蛹表皮に白くカビらしき物が発生している様子もあったので、大分前に剥離していたと思います。

 

前回から羽化不全が続いていたので、注意していましたが思わぬ

誤算です。

 

 

 

2006.3.15

2月に♀1頭が羽化。もう1頭も3月初旬に蛹化しました。

また、♂1頭(21g)が蛹化、もう1頭も蛹室作成中。

そして、♂3頭の内、1頭だけ小さかった幼虫は存在が確認できません。

この1ヶ月間位、動きが確認出来ないので心配です。

容器中央で羽化しててくれると良いのですが、もうしばらくしたら

暴いてみようと思います。

 

画像は♂21gです。羽化が楽しみです。(よく観えないんですが・・)

 

 

 

2006.4.3

先月から動きが無かった♂16gを暴いて見ました。

やはり羽化していました。

交換後、すぐに蛹化したようで、サイズは60ミリほど。

ま〜!無事に羽化という事で!

後の羽化を待ちたいと思います。

 

 

2006.4.22

21gの幼虫が4/15に羽化しました。

掘出しには少し早いですが、思い切って掘ってしまいました。

まだ赤いですが、80近くありそうです。

見応えのある大きさです。マット飼育でここまで行けば納得。

 

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